【斎藤りえさんの講演会】
どーもどーも、34歳になり、ラストアラサーを満喫中のココア男爵です。
先週(2019年1月26日)斎藤りえさんの講演会があったので、その感想をまとめました
◯ テーマ「バリアフリー社会実現のため」
◆ 導入
◆ 障害者の活躍状況
◆ 生い立ち
◆ 人の心が聞こえる街に
◆ 母になって娘が教えてくれたこと
◆ 国会議員〜音のない選挙・議員・北区での変化〜
◆ 質疑応答
◆ 導入
斎藤りえさんは、現在東京都の北区で議員をやっています。
→ 正直「筆談ホステス」以外なんも知らんかった・・・
障害をもっていても、「温かい理解」「配慮」「応援」があれば、暮らしていける
今回の講演会では、2つのテーマ
1 障害を持っていても、社会で活躍できる。
2 障害の有無などで分ける必要はない。
この2つのメッセージが今回の講演会のテーマです。
◆ 障害者の活躍状況
障害者とは、
身体・知的・精神障害者のことを指し、日本の人口の5%に当たる。
国会議員の中にも桜井すみえさん等斎藤りえさん以外にも、活躍している議員さんがいる。また耳の聞こえない方で手話できる方は、14%
◆ 斎藤りえさんの生い立ち
1歳10ヶ月で耳が聞こえなくなる。いわゆる先天性障害
熱心な母の教育のおかげで、口話法(ゆっくり口を動かしてもらえば、読み取れる)を覚える。お母さんはオリジナル絵日記で丁寧に教えてくれた!日替わりで、ろうの幼稚園、通常の幼稚園、保育所を通っていた。
◆ 人の心が聞こえる街に
障害者と健常者は、「接点」がないから理解されない。小学生や中学生と福祉作業所との接点を持つことで慣れるように仕組みを作っているところも。高校卒業後、いろんなことを経験し、縁あって、銀座のホステスへ!
「筆談」の方がかえって言いにくいことも言える。いろんな方を接客した。
《障害は個性》
◆ 母になって娘が教えてくれたこと
娘に「本当なら、耳が聞こえるママがいいよね?」と質問したら、娘が「耳が聞こえなくてもママがいい」と返ってきた
→ こんとき爆泣き!なんて素敵な話
感情をこめて娘に話かけていたので発想力や、表現力豊かになったと感じる。
例)「美味しいね〜」ではなく「甘くてとっても美味しいね〜幸せ」
◆ 国会議員〜音のない選挙・議員・北区での変化〜
障害者でも活躍している人はたくさんいる。
● 「寝たきり社長」佐藤仙務
● 「ミロイラ」垣内俊哉
● 「キックボクサー」郷州征宣
等活躍している人多数
選挙の時演説はもとより、チラシが配れなかった(公職選挙方に引っかかる)だから、名刺を配り、その裏に筆談で選挙活動していた。
障害者が、「生活しやすい」ではなく「活躍できる」を掲げて!見事当選
しかし、議員として超えなければならない壁がまだまだある。
議員は筆談禁止、だから他の人が演説しているのを音声ソフトで読み上げてもらって、パソコンで理解。他の議員の声がパソコンで変換され、パソコン上に映し出される。
→ 見学者にも音声が変換されるタブレットを配布される。
斎藤さんにより、東京都北区ではいくつかの変化が、役所で手話通訳者が手配
最近での議員の質問の1つに、ひとり親の家族支援の質問が多い
結婚というのは固定化していて、それ以外の方は生きづらい
シングルマザーでも、離婚しているかしていないかで、支援内容が異なる。
→ 当事者が声をあげることが大事
子育ては国の根幹
東京都練馬区では、「産む」「生活」「子育て」をパックで考えている。
◆ 質疑応答
僕が質問したのは、「こどもは福祉作業所との接点とういう触れ合う場所があるが、大人はそういうのあるのか?」という問いに対して
「ろう学校の主催する『文化祭』に参加や、手話教室に参加」を回答された。
印象としては、あまり妙案や対策がないので、ひねり出した感じ!
◯ 講演終了後の感想
障害者と健常者の垣根は、偏見とかではなくお互いあんまり「知らん」
接点ない他人やから、お互いどうしていいか分からんと思う
まずは理解というより、仲良くなることから始める方がいいと感じた。
斎藤りえさんが「筆談ホステス」は知ってたけど、結婚してないシングルマザーかつ国会議員というのは知らんかった!健常者でも難しい事柄を、耳の聞こえない斎藤りえさんが、しているのはめっちゃ自分に刺激的だった。
耳が聞こえないというのは「ハンデ」ではなくただの「個性」
とってもええ時間過ごしました!あと斎藤りえさんは、年一つしか変わらんし、めっちゃ美人でした。
明日から手話の勉強しよう!
ほないこか!