【天才を殺す凡人】
◯この本は、「人間関係のねじれ」を教えてくれる。
「天才、秀才、凡人」を例に出し、ストーリー形式で紹介してくれる。自分がどの登場人物か憑依させながら、読み進めていくと、一気に理解が深まる。
◯この本は、普段会社に勤めていて、「話通じんなぁ」と思った経験のある人は是非読むべき!
1人1人の対応に間違いがあったと考えてよい
◯ビジネス本の中で珍しく「ストーリー性」を取っている。「夢を叶えるゾウ」みたいに、イヌの「ハチ公」が、主人公の現状に関する悩みに応えていくというもの。天才、秀才、凡人の関係等「図」で説明してくれるのも分かりやすい。
◯主人公は、天才に憧れた凡人という設定。その天才が、秀才に追いやられそうな場面から始まる。主人公の凡人がいかに、秀才と渡り歩いて行くのか発見である。
◯後半の凡人が「最強の武器」を手にするための二つの方法はためになった。
1他人の言葉をデトックスすること。
2白状すること。
特に、小学生の言葉でビジネスの話をしてみる。主人公のプレゼンは素晴らしいものだった。人の心を動かすのは、「他人の言葉」ではなく、「自分の言葉」というのがこの本で理解出来る。
◯自分の中にも天才がいる。しかしながら、自分の中の「秀才」「凡人」がそのアイデアを殺す。まさに、私自身もその経験がありとても共感できた。
◯この本の作者は、他にも「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法」を書いている。
◯会社の会議や調整で、イマイチ結果出せていない人必見